「人生の目的」を持つかどうかは寿命に関係する

人生の目的を持っているかどうかで、その後5年の死亡率が大きく変わるという。

 

ミシガン大学の研究者たちは、1992年にスタートした「50歳以上の被験者7000人の調査結果を分析。

人生に対する文章に対して自分がどう感じるのか評価を行い、「人生の目的」の度合いをスコア化した。このスコアを被験者の回答後5年の死亡率と比較。

 

結果、人生の目的スコアが低い被験者の死亡する割合が、スコアの高い被験者に比べて2倍も高いことが判明。

スコアの低い被験者は心臓や血管の問題によって死亡していることが多く、この結果は被験者がうつ病であるかなど影響があると考えられる要素を考慮しても変わらなかったとのこと。

 

幸福や健康のカギとなるのは「自分の人生に意味がある」と感じる事だということはこれまでの研究結果でも明らかとなっている。

 

日々無意味に生きるよりも、何かのため、誰かのために人生の時間を使いたいと思った。

 

 

Gigazine 2019年06月08日 12時00分