島根県について
地元のことをほとんど知らないため、いい機会だと思い調べてみた。
総人口は約6万7千人(2019年6月)で、東京の人口の約207倍となっている。
人口密度も東京と比べて約60倍の差があるのをみると少ないなあっていう印象。
まあ東京と比較するまでもなく鳥取県に次いで二番目に人口が少ない県。
東部の出雲地域、西部の石見地域、隠岐地域に区分される。
県の木はクロマツ、県の花はボタン、県の鳥はハクチョウである。
クロマツは古くから防風林などで親しまれる県を代表する木であり、ボタンは日本一のボタン産地である大根島からきている。ハクチョウは宍道湖・中海で集団越冬することから由来している。
これが県のシンボルマーク。
中心から放射線状に伸びる四つの円形が雲形を構成して、島根県の調和ある発展と躍進を象徴し、円形は「マ」を4つ組み合わせたものでシマと読まれ、県民の団結を表している。
2018年の合計特殊出生率は1.74で、人口を維持できる水準である2.07を割ってる。。
当然少子高齢化が進むため、自然増減率は-0.71%(全国31位)で出生率が死亡率を下回っているが、社会増減率は+0.01%となっており他地域からの流入は増えている。
人口増減要因別都道府県の区分では、大阪、京都など8県の中にあるのは意外だった。
嶋根(しまね)の名称は八束水臣津野命(やつかみずおみつののみこと)命名によると伝えられる。
十七世神(とおまりななよのかみ)の一柱で、国津神である。
※国津神:天孫降臨以前からこの土地を治めていた土着の神のこと。
「出雲国風土記」では国引き神話の主人公として伝えられている。
奈良時代に記された「古事記」「日本書紀」「風土記」に出雲を舞台にしたスサノオや大国主の神話が語られ、創建が神話に語られる出雲大社がある。
神無月と言われる旧暦10月だが、出雲地方は全国の八百万の神が集うため神有月と言われる。
これは大国主命が国譲りにより幽事(かくれたること)という、人間の力では把握できない世界の支配することになったと「日本書紀」で伝わっており、大国主命のもとで人々の縁を協議するためとされている。
八百万の神は1週間ほど東西の十九舎に滞在すると言われ、直会をして帰っていくという。
神話の地へぜひ訪れてみて。