一日を一区切りして生きよ
何よりも大事なのは、遠くにぼんやり横たわるものを眺める事ではなく、目の前にはっきり横たわるものに取り組むことである。
遠い未来に思いをはせ、一喜一憂したところで時間の無駄である。それよりも目の前のやる事に全力投球し、”今”どう行動するのかのみに焦点を当てるほうが健全である。
昨日は夢でしかなく、明日は幻に過ぎない。
つまり、未来に備える方法は、知性のすべて、情熱のすべてを投じて今日の仕事を立派に果たせるよう専念するしかないのだ。
そして人生は、今の暮らしの中、、一日、一時間の細切れの中にある。
どれだけ”今”にこだわっていけるのかによって、人生が変わる。
過去を締め出せ。命尽きた過去は葬り去りなさい。そして未来も締め出せ。未来とは今日である。
道は拓ける 第1章